首をひねって鳴らす矯正(スラスト)について


お客様からリペアでは首のポキポキやらないの?というご質問を受けたので注意喚起も含めてブログにしてみようかと思いました。

 

首をひねってポキポキとならすカイロプラクティックの手技を「スラスト」と呼びます。

 

スラストは厚生労働省から使わないよう通達※が出ておりますのでリペアではゆっくりと頚椎をゆらす方法で安全に首の矯正を行っております。

 

※下記URLの2-(2)一部の危険な手技の禁止

https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/i-anzen/hourei/061115-1a.html

 

スラストは固まった頚椎の可動域を広げるのに有効な手技で昔からあります。

が、やはり危険を伴うものでもあります。

 

この手技の難しいところはたとえ施術者側が熟練者であってもお客様がしっかり脱力状態でないと筋肉神経血管に損傷を起こす可能性があることです。

 

実は院長の板橋も過去に行った整体の講習の中で2回スラストを受けて2回とも首を痛めた経験があります。どちらも熟練の方でしたがその日初めて会ったということもあり本当に信頼していいのか迷った結果首に力が入ってしまったのだと思います。もしくは体質的に合わないのかです。その場では首が痛いとは言いませんでしたが・・・。

 

スラストで半身不随になるような重大な事故は少ないものの二週間くらい首が動かなくなったというケースはよく聞きますし、実際当院でも他院でスラストをされて首を痛めたという相談も年に1件くらい受けます。

 

過去のご相談では初回にスラストをされて痛めたという方がほとんどなのですが、これは整体院側にも問題があると思っています。他院で受けた経験があるという方は別として、初めて整体を受けるような方にスラストは行うべきではないと思います。

 

 

お客様側でも少しでも怖いと感じましたら初回はスラストを行わないようご相談してみてください。何回か施術を受けてこの整体師ならお任せできると信頼関係を築いてから受けることをおすすめします。

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

      姿勢矯正専門 リペア院長 板橋